あるきデス

50代からの毎日の歩き方from鎌倉。Rock your life! ジタバタしたっていいじゃないか!

鎌倉、天然酵母パン。22年目の真実。

こんにちはユルネバT-800です。

 

何度も紹介されている鉄板パン屋さん

私は無類のパン好き、特に行く先々で天然酵母のパン屋さんがあれば必ず立ち寄るようにしております。

 

で、鎌倉には美味しいパン屋さんがたくさんあり天然酵母のパン屋さんもいくつかあります。その中で真っ先に「定番」として挙げられるのは「KIBIYAベーカリー(旧Cafe Takaraya)」です。

 

もちろん最初からドイツパンのお店としてオープンしている「Bergfeld]のような「老舗」も鎌倉の定番だとは思いますけど、やはり私の好きな天然酵母パンの代名詞と言えば「KIBIYA」だと思います。

 

前回の記事でもご紹介した「Hanako」の鎌倉特集でもすべての号で紹介されています。

 

1997年6月4日号 : 前向きで一生懸命な気持ちが伝わるかみしめるたびに伝わってくるナチュラルなパン&カフェ。

 

1999年6月2日号 : 人通りの少ない西口に、焼きたてパンの店を発見。

 

2002年10月9日号 : 猫の看板が目印。御成通りの路地に佇むパン屋さんカフェ。

 

2004年4月28日号 : 一軒家の店内で食べる天然酵母パンは格別。

 

上記1997年6月4日号の「Hanako」で「去年の夏オープンなれど、ここのずっしりした重いパンにはファンが随分いるようだ」と書かれていますので1996年オープンなんですね(もともとは1948年創業の「たからや」の娘さん?が「Cafe Takaraya」としてオープンさせたと記憶しております)。

 

Cafe Takaraya → KIBIYAベーカリー

で、私はそのオープン当時からファンでこのパン屋さんに毎週のように通っておりました。1992年から記録している私の「食メモ」を見ると1996年9月29日(日)という日付で当時のCafe Takarayaのチラシが貼ってありました(貴重な記録資料!かな?)。

 

「香りたつパンと珈琲のひとときを・・・」の文字で思い出すのは当時1Fにも席があったような気がします(今は2Fのカフェで1Fで買ったパンをイートインできます。ただし営業時間はそんなに長くないので要確認)。

 

場所は今と変わらず、御成商店街の路地を入ったところでした。表通りからは看板を目印にしないとお店は見えません。当時はスマホなんかないので目印は角の自転車さんでした。この角はその後レコード屋さんになったりとか、何回かお店が変わってます。

 

そんな中で「KIBIYAベーカリー」は変わらずファンを増やし続け、当時と同じ味を届けてくれています。

 

KIBIYAには若宮大路沿いにある段葛店もあります。1996年当時は「売店」と呼ばれていました。まさにキオスクのような店構えです。

 

あとKIBIYAには鎌倉市内に「キビヤベーカリー てびろ工房」というお店がもう一軒あります。手広交差点の近くです。ここは最寄りの駅というものがないと言えるほどポツンとしたロケーションです。

 

「あるきデス」なんて言いながら自転車での移動が多い私にとってはこの「手広店」は便利であります。ここは工房とあるようにここで焼いたパンを御成のお店にも運んでいると聞いております。

 

実はKIBIYAにはかってもう一軒、辻堂にある「テラスモール湘南」の中にも支店がありました。確か、2011年の出店で、ここも西に向かって自転車で遠出する私には「おやつタイム」の立ち寄りどころだったので退店してしまったのはとても残念であります

(上記「手広店」がキッチンで「テラスモール店」にパンを供給していたはずです)。

 

とここまで読んでいただくと私のKIBIYA愛を感じていただけるはずです。

 

このパンを食べろ(ただしトンビには注意)!

さてここで私の好きなKIBIYAのパンをいくつかご紹介。

 

まずはクロワッサン。とてもカワイイ大きさ(通常より小さい)なのですけど、食べ応えは十分。ぎゅっと締まったサクサクした生地ともっちりした噛み応え、そしてバターのリッチな味わい。たまりません。

 

次にスコーン。これも食べ応え十分。全粒粉の深い味わい、食べるとぼろぼろと崩れるのもご愛敬。最後はボロボロの破片まで平らげます。

 

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(左から)スコーンプレーン、クロワッサン そしてチョコ&胡桃ベーグル。

 

あと財布にお優しいのが黒みつパン&ふすまはちみつパンですね。クロワッサンとのコンビでどちらかを購入したりします。これでコーヒーでランチなんて感じです。

 

私はKIBIYAでパンを買ってそのまま、それを持って由比ガ浜駐車場まで行ってベンチにすわって海を観ながらアウトドア・カフェ気分に浸ること多しです。で、地元民なら警戒しているトンビの空襲からKIBIYAのパンを守りながらのランチであります。

 

天然酵母パン・ファミリーヒストリー

さてさてKIBIYA(旧Cafe Takaraya)がオープンした1996年は我が家のサン一号が誕生した年でもあります。ということはヤツと同い年ということになりますねKIBIYAさんは。

 

KIBIYAのパンで育って成人して社会人となったヤツにいつか家族が出来たら、またKBIYAでパンを買って・・・なんてちょっとファミリーヒストリーみたいで?楽しいのであります。

 

さて、ここでまた私の記憶が確かであれば、Cafe Takarayaのお嬢さんは代々木八幡駅

最寄りの天然酵母パンの先駆けルヴァン富ヶ谷店で修業されたと思います。

 

私の天然酵母パン好きはこのルヴァンから始まっています。パートナーに教えてもらったこのお店に会社帰りに立ち寄っていたことを思い出しました。

 

そういえばこのルヴァン、用事があって行った長野の上田市にもあるのを発見しました。なんか不思議な感じです。

 

こうやって引き継がれて引き継いで・・・ってまるで天然酵母パン種のようですね。

 

なにはともあれ鎌倉にお越しの際にはぜひお立ち寄りいただきたいのがKIBIYAベーカリーであります。

 

で、もちろんKIBIYAだけでなく私のおすすめのパン屋さんは他にもありますのでそれは鎌倉・湘南散歩の中であらためてご紹介させてください。

 

では、次回もYou'll never walk alone!