あるきデス

50代からの毎日の歩き方from鎌倉。Rock your life! ジタバタしたっていいじゃないか!

すべての道は北鎌倉へ通ず。散歩道の穴場は大船から行け!(前編)

こんにちはユルネバT-800です。

 

鎌倉歩きはここに気を付けろ!

桜の花も満開の時期を過ぎて桜吹雪のステージの今、鎌倉はこれからお散歩には最適な時期です。で、今回ご紹介するのは鎌倉であるところの大船駅を起点として北鎌倉駅に至るチョット寄り道(回り道)の散策コースです。

 

まずこのコースを歩かれるときの注意書きを。

 

1.靴は最低でもスニーカー。できればしっかりしたウォーキングシューズで。コースの途中にオフロードもあるのでハイヒールなどは厳禁です。

 

2.オフロードもあるので雨の日はNG。出来れば快晴の日にお歩き下さい。

 

3.歩く時間や時期にもよりますけど、春先は昼間と夕方近くの寒暖差が激しいですよね。しかも日陰や風が吹くと鎌倉は肌寒く感じたりします。なので重ね着で調整できる服装で。上着ゴアテックスなんなベストですけど、普通のウインドブレーカーでOK。ダウンジャケットは避けましょう。

 

4.ミネラルウォーターなど水分補給できるように持ち歩きましょう。春先の熱中症は舐めたらアカン!です。あと飴玉なんかあるとエネルギー補給できていいですね。

 

5.寺社も訪ねます。なのでお賽銭をご用意ください(必ずしも小銭でなくてもいいのですけど・・・懐具合でご自由に)。

 

あと、分かりずらい裏道コースなので迷いそうなら迷わずスマホGPSを使いましょう(目的地は北鎌倉駅にセット)。ただし細かなコースに神経質になって頼りぱなっしでは散策を満喫できないので大まかな方向確認程度にしましょう。

 

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こんな道も行きますんで。さらに険しい道も歩きます。

 

ではいざ出発!です。

 

 スタート地点大船ディープワールド

まずは大船駅、南改札を出て左へ進みます。右手にルミネ大船店をみて進むとスターバックスが2Fに見えます。その下を通って階段をちょっと降りて突き当りにマクドナルドのMのマークが見えます。

 

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大船駅南改札出て右へ行けば大船観音さまとご対面。今回は左へ。

 

ペデストリアンデッキの突き当りを道なりに右へ曲がりいくつかの丸柱を過ぎて歩くと湘南モノレール大船駅の改札が右手に見えます。

 

湘南モノレールに乗って西鎌倉や江の島へ行くのも楽しです。吊下り式のモノレールなので別名「空飛ぶ鎌倉物語」と呼ばれています(ウソ)。

 

そのままペデストリアンデッキを歩いていくと、モノレールやHotel Metsが右手前方に見えます。突き当りを左に曲がり、その先の突き当りを右へ階段を下っていきます。

 

ところで、このペデストリアンデッキを歩くコースではな同じく南改札を出て左へ真っすぐ進み駅からのエスカレーターもしくは階段を下りて、横断歩道を渡り「湘南のアメ横」と呼ばれている「大船仲通り商店街」を歩くコースもあります。大船初訪問ならぜひ歩いて頂きたい名物商店街であります。

 

さてあらためてコースに戻ります。駅からのペデストリアンデッキの階段を下りて、最初の角を左に曲がると八百屋さんが見えます。ここも仲通り商店街なのです。ある意味一番活気のある場所で、最初の四つ角付近はいつも混んでいます。

 

ここの四つ角の右手に花屋さんがあり、その左側はシャッターが下りていて今はお店はありませんけど、ここにはかって私が仲通り一番の鮮度と言えるお勧めの魚屋さんがありした。三崎の地場のお魚が豊富にあり、鰯を買っては刺身にしたりといいお魚屋さんだったな~。(社長さんが亡くなられたとかで閉店)

 

さてさて一番混んでいる魚屋さんと八百屋さんの間を無事くぐり抜けると、左手に鶏肉専門店の「鳥恵」が見えてきます。ここの居酒屋は鶏肉専門店の直営のはずなのに焼き鳥よりお刺身がお勧めのいつも混んでいる大船を代表する酒場です。

 

さて鳥恵を過ぎると今度は右手にLIQUORS SUGANOの看板と共に我が愛する酒屋「菅野商店」が現れます。1939年創業のこちらの酒屋さんは私のような下戸でも足繁く通ってしまう品ぞろえ&店主の方の知識蘊蓄が素晴らしいまさにディープ大船西口ワールド。必ずお立ち寄り下さい。

 

難点はここでどうしてもお酒を買ってしまいたくなること。これから1時間半以上のお散歩に行くわけでここで一升瓶は無理ですね。750ml一本なら・・・いっちゃってください。

 

さて後ろ髪引かれる思いで「SUGANO」を後にするとすぐに四つ角が再び(こちらはちょっと広い道です)。で、その角の左前方にあるのが安くて新鮮なお野菜が盛りだくさんの「大船市場」。

 

営業時間は朝9:30から夕方6:40まで。

 

中に入ると・・・混んでますね。レジの行列の長さがハンパない!野菜も一杯。お値段もビックリ。で、目を引いたのが店内にあるこんな文字サイン。

 

毎日産地と市場より新鮮な品物を

販売したい為、陳列に少々時間が

掛かります。その為、開店時間を

9:30~9:35の間とします。

 

う~ん、どんなコピーライターが書いたコピーより説得力のある鮮度訴求だなあ。

 

で、ここでお野菜を買うとさらにお散歩が過酷な修行になる恐れがあります。

 

さてこの「大船市場」を左手に見ながら進むと今度は右手に「カフェとごはん」懸垂幕が見えます。ここは「Korean Cafe HANON」。これまた私の一番のオススメ大船ランチどころ。

 

”カラダに嬉しいごはんを”

HANONでは、日々の食事によって、心も身体も

健康に保つことを目指す薬食同源の考えに

基づき、お客様にカラダに嬉しいごはんを

ご提供したいと考えております

 

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この看板が目印。ランチを食べてから散歩に行くもよし。

 

 

2階のお店に入るとそこは女性のお客さんで一杯。オジサンは勇気を振り絞り店内に入ります。ランチは1000円を超える値段ですけど、満足感はそれ以上。お代わり自由のコーン茶も美味しい。営業時間は月~土 11:00~17:00 日 11:00~15:00となっております(2019年4月現在)。料理教室も併設されていて・・・オジサンも通いたいかも(^^)。

 

で、その「韓音HANON」を過ぎてすぐにT字路があり、それを右に曲がると素敵な本屋さんへ歩いていけるのですけど、それはまたの機会に。

 

さらに大船の奥へ

そのままT字路を真っすぐ進みます。道は細くなり今の季節なら桜の花が見えてきます。小学校のグランドを左手にネット越しに見ながら細道をわずかに上ると、突き当りとなり、その道を右へ曲がります。

 

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ちょっと散ってしまった桜の花が快晴の青空に映えます。

 

そこは住宅街の道です。しばらく歩くとバス通りである「離れ(はなれ)山通り」に出ます。この「はなれ山通り」に出る手前の民家で20年以上前に傘や靴の修理をやっていたお爺ちゃんがいました。よく壊れた傘なんか捨てずに修理してもらったなあ。懐かしい。

 

「はなれ山通り」に出ると左にデニーズの看板が見えるのでその看板の方へ向かって歩きます。デニーズの入り口の前を過ぎると離山交差点。そこを渡って真っすぐ行くと江ノ電バスの離山のバス停があります。

 

ここまでバスで来るなら大船駅西口のバス乗り場から「鎌倉駅行」か「鎌倉湖畔(循環)」に乗ります(ちなみに鎌倉湖というと素敵な湖の風景が広がりますけど・・・これまた妄想に過ぎず、またの機会にご紹介)。

 

で、ここからはしばらく右手には三菱電機情報技術総合研究所の大きな敷地が見えます。今はソーラーパネルが設置されてますけど、昔は工場でした。

 

で、まだまだ真っすぐ行くと通りの向こう側にこれまた20年以上前に昔の大船の街の話をしてくれたオバサンのいた(大船の大叔母?)クリーニング・文房具の「明文堂」さんが見えます。今はもうお店はやってないかな。

 

さてその先には鎌倉市立大船中学校があります。最初に建て替えられて観た時にはビックリの打ちっぱなしのコンクリートと黒(ダークグレー)のコントラストもモダンなコンセプトを強く感じる建築です。バウハウスの流れをくむ?建築をお楽しみあれ(校内には入れませんよ)。

 

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槇 文彦さんの「藤沢市秋葉台文化体育館」と共に「湘南アーキテクチャー散歩特集(仮称)」で紹介したいと思います。

 

さらに行くと「大船住宅前」のバス停、そしてどんどん歩いていくと見えました!大船の地名の発祥とも言われる「粟船山」の文字も見える常楽寺です。

 

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大船に来たなら必ず訪ねて欲しいお寺です。

 

で、ここまで読まれて「どこが裏道なんだぁ」?「穴場って表通りの知っている道ばかりじゃねえか!」とのお叱りを受けそうですね。

 

これから、なんですよ、これから(中編へ続く)。

 

では、次回もYou'll never walk alone!