「どこからどこまでが湘南でどこからどこまでが鎌倉か?」問題
こんにちはユルネバT-800です。
「Hanako」に見る湘南の変遷
大船観音さまの回(「鎌倉のあの「人」に会いたい!大船観音さまの巻。」)でも書いたように大船は鎌倉であるわけですけど、イメージとしての鎌倉は北鎌倉駅や鎌倉駅周辺の山と海に囲まれた古都の街で散策にもってこいって感じでしょうか。
実際、自宅にパートナーが保管していた雑誌「Hanako」の鎌倉特集号を古い順に並べてみると:
1997年 6月4日号 鎌倉花めぐりの1日。 花を、お寺を、おいしいものを訪ね、鎌倉そぞろ歩き
199年 6月2日号 1日中楽しめる鎌倉。 花と名刹と海。おいしいものとおみやげ。いつも心なごませてくれる、鎌倉。
2002年 10月9日号 湘南&鎌倉のおいしい秋 湘南好きには、たまらない、海が豊かな季節の湘南 開通100年の『江ノ電』で回ろう、秋の鎌倉
2004年 4月28日号 「鎌倉&湘南」ガイド! のんびり!ウキウキ!鎌倉&湘南 グルメと雑貨とお散歩と
とまあ、繰り返し特集されています。これは自宅にあった(買った)分だけなので、鎌倉(&湘南)特集はもっとあったと思われます(しかも「Hanako」以外でも特集されているはず)しこれ以後も繰り返し特集され続けていますものね。
やはり鎌倉は人気なんだな~と思うわけです。
インフレーション理論でみるマルチバース湘南
で、気付いたのですけど鎌倉と湘南の関係を集合記号で表すと:
鎌倉∈湘南
となるのに並列関係で表記されている(すなわち「鎌倉&湘南」)のですね。
ここにエリアブランドとしての鎌倉の固有性と湘南の「ゆらぎ理論」を感じるわけであります(またまたナンノコッチャ)。
湘南の始まりは明確ではなくそのエリアは年々膨張していっている。まさに「湘南インフレーション理論」なのです(ナンノコッチャの二乗)。
例えば2002年10月9日号の「Hanako」で湘南として紹介されているエリアは:
となっています。
さらに2004年4月28日号での湘南エリアは:
藤沢、茅ヶ崎、逗子、葉山
で・・・あれ?「膨張」してない、な。
めげないで、2019年3月10日発行の「湘南パン本」でカバーされているお店はと言えば
三浦、横須賀、葉山、逗子、鎌倉、藤沢、辻堂、茅ヶ崎、平塚、大磯、小田原
なんです!まさに「湘南インフレーション理論」が実証されております。
というわけでビッグバン以来膨張を加速させている湘南をあらためて歩き回りその魅力に迫ります。一歩、一歩ですけどね。
では、次回もYou'll never walk alone!