あるきデス

50代からの毎日の歩き方from鎌倉。Rock your life! ジタバタしたっていいじゃないか!

アラン パーソンズ プロジェクトAlan Parsons Projectを歩く ~中級・上級者向けAPP論 序章~

色々と散歩道をご紹介・・・なんて柄にもないこと書いていたら続かずいつの間にか1年の時が過ぎ世の中の状況も大きく変わりました。もはや無理してもしょうがないので(?)好きなことを書くと決めて、まずは「音楽を歩く」のテーマを飛び越えて、いきなりアランパーソンズプロジェクトです。

 

タイトルにもあるようにこれはアランパーソンズプロジェクトを聴いたことがあるだけでなく、好きで好きでしょうがないと思っていらっしゃる中級者以上向けの記事になっています(なんで上から目線?)。よって初心者の方はここで離脱いただくか「何言ってんのこのオヤジは?ちょっと懲らしめてやろうか」と思いながら読み進めて頂いても結構です(ますます意味わからんなぁ~)。

 

今回の「アランパーソンズプロジェクトを歩く」の特集(勝手に特集になっています)は多分ほっといたら100回くらい回を重ねるかもしれないのでどなたか適当なところで止めてください(はぁ?)。

 

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しかし、なんだよこれ。アルバム10作目(しかもラストアルバム!)にして「ビートルズピンク・フロイドのエンジニアをも手掛けた」ってレコードの帯の宣伝文句。レコード会社からしてアランパーソンズプロジェクトの価値を分かっていない。



 

とまあ、長期連載の前にまずは書き手の立ち位置のようなものを書き留めておきます。

 

1.事実(ファクト)と主観を明確に書き分けます。ファクトは文字通りの意味です。嬉しいことにアランパーソンズプロジェクトは公式サイトにおいて発表されたアルバムのエピソード、歌詞、クレジットなどを誰でもアクセスできる情報として公開してくれています。このサイトに書かれていることはすべてファクトです。一方でそれ以外のことはすべて主観(私がどう感じたか思っているのか、どう解釈したか等)ですね。

 

2.よって主観には正解も間違いもないので、これは裏を返すと私の主観が偶然にも他の方の主観と正反対でもそれはその方の主観が間違いという意味ではないです。

 

3.この連載ではマニアックな情報は期待しないでください。例えばレニー・ザカテクLenny Zakatekがいつからどのようにしてアランパーソンズと仕事をするようになったのか?とかジョン・マイルズはなぜ1979年作「イブEVE」から1984年作「ヴァルチャー・カルチャーVULTURE CULTURE」までのアルバムには参加していないのか?などは語りません。アッ~でも場合によるかなぁ~?(どっちなんだよ)

 

4.お分かりのように私は自分がどのようにアランパーソンズプロジェクトのアルバムを聴き込んで感じたか解釈したを書きたいのであってマニアを「へぇ~」と言わせたいわけではありません。よって私が書くことは全て当時発表された音源についてであり、ボーナストラックがどうしたとか、未発表曲がどうしたとか、ボックスセットがどうしたというようなことはこの連載には出てきませんのであしからず(持たざる聴かざるなので語らず、です)。*蛇足ながら付け加えるとマニアックな語りはコレクター気質(すべて持たざるはたとえ一つの欠けでもゼロに等しい)の方の特権で私はみうらじゅん氏がいうオレ・カルマに囚われた「語っている自分」マニアかもしれません。恥ずかしい。

 

5.よって私が語るアランパーソンズプロジェクトは公式サイトに掲載されている1976年作「怪奇と幻想の物語 エドガー・アラン・ポーの世界 TALES OF MYSTERY AND IMAGINATION」から1987年作「ガウディGAUDI」までの10作品となります。っていうかこれがアランパーソンズプロジェクトの全作品ですよ。なぜならアランパーソンズプロジェクトは・・・のちのち。

 

というわけで始まります。次回はアランパーソンズプロジェクト「リード・ボーカル考」です。ちなみにアランパーソンズプロジェクトにおいてリードボーカルをまかされた回数が第2位のアーティストは誰でしょう?1位はもちろん・・・。

 

では、次回もYou'll never walk alone!