「歩く」。人生に迷ったら、いざ鎌倉!
ここから歩く。歩けるところまで歩く。
最初の1歩
はじめまして。まずは自分自身のこと。
1.オスです。
2.(もちろん)歩くの大好き。
3.女性の占有率高い場所(お店)に出没多し。
4.筋トレを始め身体をイジメる修行も大好き。
5.雑食性 (コーヒーからそば米雑炊まで。温泉からスラッシュ・テクノまで)
これからの歩み
お気づきのようにこれから書いていきたいのは「歩く」をテーマにしたことです。
「興味ねえ~よ」「それの何が面白いの?」「何の役に立つの?」と思われましたね、たぶん。
ウォーキングとかトレッキングとかお散歩とか東海道五十三次を徒歩で制覇とかに興味ある人には間違いなくお楽しみいただけます。
でもそれ以上に「歩きより車だよ!」という人たちにこそ楽しんで頂きたい。
そんな人たちにこそ「読んでちょっと得した!」と毎回思ってもらいたい・・・ちょっとハードル上げすぎか(自分をイジメるのが好きなわけです)。
というわけで、これから書く「歩く」というテーマを4つのカテゴリーに分類してみました。
① 知っている場所を歩く
② 初めての場所を歩く
③ 身体で歩く
④ 心で歩く
「歩く」の奥深さ
4つの記事カテゴリーについて簡単に書くと:
①は自分の生活圏とか近所を歩くってことです。
私はいわゆる湘南と呼ばれているところが自分の生活圏です(湘南がどこからどこのエリアのことなのかは、また追々書きますね)。
慣れ親しんだところを歩く楽しさは心地よく癒しを与えてくれます。一方でこの「生活圏」「近所」というもが曲者です。
皆さんは自分の近所を隈なく歩かれたことはありますか?案外自分の家から近いほど、朝家を出て夜帰ってくる起点となっていても、歩き回る対象になってなかったりします。
実は近くにこそ以外な発見があったりします。そこでまずは私の生活圏である湘南について、このエリアを初めて訪れる人へのガイドになれば、という気持ちで書きますね。
その上で、この湘南エリアに住まれている方にも意外な発見があればとも思います。
また実は歩いてこそ楽しめる「東京」という場所についても書きたいと思います。「いまさら?」まあまあ、そう仰らずに。
②についてです。
これは①と逆なので旅先等で訪れたところを歩いたお話です。でも鋭い方はもうお気づきのとおり①にも、つまり「生活圏」や「近所」にも「初めての場所」があるってことですよね。
なので①と②は常に入子構造なのであります。これを「歩くことのマトリョーシカ現象」と勝手に命名(ナンノコッチャ)。
③はこれまた「何のコッチャ?」ですね。
当たり前ですけど歩くというのは体を動かすことであり、運動でもあり、時には競技にもなります。同じ歩くでも、街中、里山、山中、雪中、雨中では大きく条件が異なります。
なので歩く身体をサポートするギア(靴、服装、バッグなど)を中心に書いてみたいと思うわけであります。
またギアだけでなく経験値として得られた歩くテクニックのようなものにも触れたいと思います。
で、④です。
歩くは身体的行為ですけど、人はいずれ歩けなくなる日がやってきます。それは突然かもしれません。でも歩くことは心象風景になって残るのではないでしょうか。
それは映画や音楽の中にもあります。なので「歩く」が描写されている名画や名曲を取り上げたいと思います。
また歩くは必ずしも身体的行為だけを指し示していません。「人生の歩み」とか「世間を渡り歩く」とか、この辺のことも記事のテーマとしていきたいと思ってます。
「歩く」ことで救われる人生もある
(大袈裟ですね、この小見出し。)歩くってことは全てポジティブな行動ではありません。時にはネガティブな状況で歩かざる得ないってこともあります。
例えば、人は不安になったりパニックに陥ると同じところを行ったり来たり(特に部屋の中で)しますよね。先日ある「失敗」をしでかした自分がそうでした。
もう金田一耕助のように頭を掻きむしりながら、部屋の中を歩き回っていました(デジタル・リテラシーの低さからドツボにハマってしまったこの時の失態についてはまたあらためて書きます)。
私自身、気持ちが凹んだら歩くようにしています。ある時は街中をある時は川沿いの道を、ある時はショッピングモールの中を。歩くことで冷えた心が温まってくる・・・こともあります。
気持ちは冷えたままでも歩き続けることも。それはあのヴィム・ヴェンダース監督の傑作「パリ、テキサス」のハリー・ディーン・スタントン演じる主人公の男の気分で歩き続けて(ちょっとナルシスト)落ち込むとこまで落ち込んで逆に元気になっていくような・・・。
とまあ、訳の分からない展開になってきていますので、とりあえず初回はここまで。
では、次回もYou'll never walk alone!