あるきデス

50代からの毎日の歩き方from鎌倉。Rock your life! ジタバタしたっていいじゃないか!

鎌倉のビーチで楽しむ宝探し


本日は鎌倉の海岸で人気のビーチコーミングをご紹介。鎌倉の海で人気といっても私自身統計を取った訳ではないので、どの程度の方が楽しんでいるかは分かりませんけど、波打ち際を歩きながら「探し物」をしたり拾い上げたりしている人達を結構見ますね。

 

まあ、私もその一人です。ちなみにビーチコーミングは英語ではbeach combingの二文字になるようです。combは名詞で「くし」という意味。動詞なら「(髪を)くしですく、とかす」等の意味がありますけど、波打ち際で漂流物を観察する・収集するという意味でのビーチコーミングの定義に近いのはcombが口語として使われる場合の「(警察などが)(場所を)(・・・を求めて)くまなく探す、念密に捜査する」が一番しっくりくるように思います。*自動詞だと「(波が)波がしらを立てて巻く、うねる、砕ける」の意味もありますのでもともと波と近い言葉なんですね。

 

さて、難しい話は置いておいて、鎌倉の波打ち際での宝探し=ビーチコーミングについて。自分のお気に入りの漂流物を拾い集めるのです。鎌倉の気持ちのいい風と空気に包まれて「美しい」ものを発見する悦び・・・しかもタダ(ここが一番大きいかも)!

 

私のターゲットは二つ。陶器の破片とシーグラスです。

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鎌倉の海岸では男女の出会いだけでなく、小さな美しきものとの出会いもあります。


 

陶器の方は確かに古いものが流れ着いているように思います。どの程度古いものかは確証はないですけど、私の(あまり当てにならない)骨董経験から判断すると江戸時代の染付陶器が多いように思います。

 

シーグラスはガラス瓶などの破片が海の波で長年揉まれることで角の鋭さがとれて丸くなり、透明度も落ちて曇りガラスのような風合いになったものです。ポップなカラーの砂糖菓子のようにも見えますね。

 

この陶器の破片とシーグラスの二つのお宝ものを拾えるのが鎌倉の海岸。場所はズバリ由比ガ浜がベスト。私自身、東から材木座海岸由比ガ浜→稲村ガ崎と歩いてみましたけど、由比ガ浜、特に滑川の河口寄りの付近に質のいい漂流物が多くベストなように思います。

 

ただ海岸は常に変化しているので私の経験も古くなっています。今はまたベストな収集場所も異なるかも知れません。でも、やはり由比ガ浜は歩くだけでも気持ちよく人気のスポットであるのは変わりないですね。

 

あと、気温が上がってからは晴天より曇っている日の方がビーチコーミングにはいいかもですね。太陽に体力を奪われないですから。まあ、季節としては春秋がいいでしょうね。海水浴シーズンには人混みで・・・ってこともあります。

 

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鎌倉駅方面から歩くこと約20分。若宮大路を真っすぐ南に向かって歩くと海が見えます。そこが由比ガ浜

 

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ローカル・ルールを読んで快適に遊びましょう。

 

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海に向かって左手に見える滑川に橋が架かっている!これで材木座方面にも足を濡らさずに渡れます。

 

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誰もいないビーチ(本当は遊んでいる人もいますけど映らないようにパチリ)。由比ガ浜からは稲村ガ崎もあるので江の島は見えません。

 

 

 

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これはサザエ?貝殻は専門外でございます。

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ライター。漂流物?ポイ捨てのゴミ?ガスも残っているようですね。このような人工物には注意。もちろん自然のものにも危険なものがあります。

 

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玉ねぎ。今夜はカレーだぁあ??

 

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フグ?拾って食べようなどと思ってはなりませぬ。あくまで観察観察。

 

では実際に収集した陶器の破片とシーグラスをご覧ください。

 

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こんなのや・・・

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こんなやつとか・・・

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こういうのを沢山集めると・・・・

 

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こんな感じになります。

 

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この陶片なんか薄手の造りで絵付けの上品さもあって完品だといいお値段で売られていそうです。江戸期のお茶碗か蕎麦猪口か・・・?

 

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こうやって並べて眺めながら、完品だとどんな陶器なのかを想像してみるのも楽しいですね。

 

 

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こちらはシーグラス。角の丸まり具合や表面の曇り具合からギリギリ、ガラス片ではなくシーグラスと呼べそう・・・ってレベルでしょうか。

 

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こちらはガラス瓶に入れて飾ってあります。

 

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この写真だと実物の何とも言えない質感が伝わり辛いかなぁ~。

 

 

鎌倉の海に抱かれていた陶器とガラス。それが長年の時を経て私たちのもとへ届けられる。過去からの贈り物。どうぞ皆さまもお楽しみくださいませ。

 

では、次回もYou'll never walk alone!