鎌倉の切通。夏でもヒンヤリとする秘密
雨続きでしたけどようやく夏晴れになるんでしょうか?
7月10日にあった鎌倉花火大会の鑑賞穴場スポットについて実地検証したので書こうかと思っていたのですけど、さらなる実地検証を行ってからにしたいと思います(キリッ!)。
さて今回は私が今まで何十回とも言えない以上に上り下りしている「亀ヶ谷坂切通」について。
その急さから亀も登ろうとしてひっくり返ったとか引き返したとか・・・言い伝えがあるらしいです(個人的には亀がバランスを崩してひっくり返った方がリアリティがあります)。
さてこの坂へのアプローチは北鎌倉方面からなら県道21号線(横浜鎌倉線)を建長寺方面に進むと右手に長寿寺(とても美しいお寺ですけど一般拝観は特別な時期を除いて出来ません)が見えるのでその横の坂道を上ります(車は通行不可)。
上記の北鎌倉方面からだと坂道の勾配はそれほど急ではありません。逆に鎌倉駅方面から来ると、この切通の勾配の急さを存分に感じられます。
今から20年以上前に初めてMTB(マウンテンバイク)を買ってこの亀ヶ谷坂を上ろうとしたら前輪が空回りして進めませんでした。ちょうど雨が降った後で路面が濡れていたのです。登れなかったのはこれ1回だけ。MTBの車体の軽さに応じた乗り方を習得してそれ以来この坂を上っています。
1度、坂を上り切ったところに中学生ぐらいの男の子が数人自転車と共にいました。私がいつものように立ち漕ぎせずに(勾配が急な坂でMTBでこれをやると前輪が浮いて漕げなくなる)亀ヶ谷坂を上りきるとその中の一人が「頑張ってください」と声をかけその後私の背中の向こうから彼らの拍手が聴こえてきました。それほど彼らにも急な坂だったのでしょう(今頃とっくに彼らも成人して立派な大人になっているんだろうなぁ)。
さてこの坂を上るご褒美はこのような幸せな出会いは稀ですけど、そこを通り抜ける自然のクーラーとも言える風なら高い確率で出会えるでしょう。本日も北鎌倉方面から自転車にて上ってきたのですけど途中までは日差しを背負って暑いです。でも坂の頂上の手前から日陰になり、その空気の流れる涼しさと気持ちよさといったら・・・。どんな扇風機も敵わない涼風です。アッ~気持ちイイ!!
皆さんもぜひこの夏の涼風体験@鎌倉をお楽しみください。
では、次回もYou'll never walk alone!